のんびりおりがみ


なまず
(伝承折り紙)

なまず | のんびりおりがみ
「なまず」
伝承
出典 博士の折り紙夢book
難易度 ★★★☆☆☆☆☆(難易度についてはこちら)
使用した紙 彩色和紙 15cm×15cm
体長 11.5cm

ナマズの折り紙
前から見たところ。
大きな口と髭がユーモラスです。

どうも地味でとらえどころのない印象のナマズ君。
本の全作品折ることにしなかったら、ずっと折らなかったかも知れません。
実際折ってみたら、予想以上にスリリングで楽しい体験でした。


まだぺったんこですが、ここからナマズに変身していきます。


カドを少し引っ張りました。


本にはやぶれないように引っぱって下半身を完全に伸ばすと書いてあるのですが・・・
一匹目に作った茶色いナマズのときには、ここでしばらく「???」でした。


裏から見るとしっかり折りたたまれていて、ちょっと引っ張ったくらいでは伸びてくれません。
それでも、大胆さと、細心の注意と、失敗を恐れぬ心をふり絞って引っ張っていきます。
小心者の私にはスリリングな体験です。


もう折り紙とは思えないカオス状態です。
和紙でないと折れない訳が、よーく分かりました。


伸びきりました。
心なしか、ナマズ君もホッとしたようにも見えます。


ふくらまして形を整えます。


このままでは裏から見ると紙袋のようです。


しっぽを細くしてナマズらしくなりました。

今年はニュースでウナギ味のナマズが話題になっていますね。
実はナマズは縄文時代から江戸時代くらいまで、身近に食されてきたそうです。
現代も郷土料理として伝承されているそうです。

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