巻き貝
(「本格折り紙～入門から上級まで」より　前川淳:創作)

2016-07-25 巻き貝の折り紙

単純化した幾何学的な造形の巻き貝です。
よく見ると、直角二等辺三角形が半分の面積になりながら螺旋を描いています。

ハーモニーボックス(ショウワグリム)
使った紙です。
カドの紫がところどころに現れます。

巻き貝の折り紙
使用した紙　ちよがみコレクション　15cm×15cm

ちよがみコレクション
違う紙でも作ってみました。
ストライプ模様が縦になったり横になったりします。

この本の作品にはそれぞれテーマが設定されています。
今回のテーマは「三等分、直角二等辺三角形」です。

直角二等辺三角形については、見ての通りですね。
三等分は、折り始めに登場します。

芳賀定理

辺の半分にある点に反対側の角を合わせて折ります。
すると、矢印のところに三等分になる点が出来ます。
発見者の芳賀和夫さんの名前をとって、「芳賀定理」と呼ばれているそうです。
正方形を三等分したいときに使えます。
といっても、折り紙の時くらいしか思いつかないかな。