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ツバメ
(「秀麗な折り紙」より シッポ・マボナ:創作)

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「ツバメ」
創作者 シッポ・マボナ
出典 秀麗な折り紙
難易度 ★★★★★★☆☆(難易度についてはこちら)
使用した紙 彩色和紙 15cm×15cm
11.5cm

ところどころ難しい折り方が出てきて、難易度の高いツバメです。
首のあたりなど立体的に仕上げるのも苦労しました。
けっこう紙に負担がかかるので、和紙のようなしっかりした紙で折るのがおすすめです。
糊を使わなくても形になりますが、脇の部分を少し糊留めするとより形が安定すると思います。

創作者のシッポ・マボナさんはスイス在住の作家さんだそうです。
何語のお名前なのでしょうか。
折り紙の世界も国際色豊かですね。

あやめの基本形
あやめの基本形が全88工程で大発展します。

 
本の説明にも比較的難易度が高いと書かれていたところです。
このような四角錘(ピラミッド形)を作ってから、つぶすように折って、さらに奥まった紙を1枚だけ引っ張り出すという、頭にも紙にも高負荷な工程です。
ピンボケ写真になってしまいましたが・・・

ツバメの折り紙
25センチ角の紙が推奨だったので、はじめに24センチ角の普通の折り紙で折ってみました。
序盤のひろげてつぶすように折るところ(工程17)ですでに紙がよれぎみになって、折り終えるころにはよれよれのはげはげになってしまいました。
まるで何千キロも空の旅をしてきてへとへとになったツバメのようです。
写真写りは意外にいいですが、実物は残念な出来です。
折ってみて難しいながらも細かすぎたり厚すぎたりして困るところはなかったので、小さい紙でも折れると思い、手持ちの15センチ角の和紙で折りなおしました。
やはり和紙は負荷にも耐え、自分なりに満足できる仕上がりになりました。

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